硬さ/軟らかさを選び、硬度指定でご希望の材料要件で製作できるシリコン・ゴム・ウレタン樹脂
ショア A: 軟質ゴム、エラストマー、天然ゴム
ショア D: 硬質エラストマー、プラスチック、硬いサーモプラスチック
シリコンやゴムのように軟らかい樹脂素材の加工成型は、従来では金型成型や押し出し成型/打ち出し成型が一般的な工法でした。
近年では、3Dプリンターや光造形機を使った成型工法により複雑な形状が実現可能となり、費用面でも安価というメリットがあります。
柔軟性/弾性を有する樹脂素材、EPDM、JISショア硬度から選択指定を頂き製作します。
エラストマー(TPE)製品の試作/代用品として製作できる素材。
※ PE:ポリエチレン、曲げねじれに対する剛性、絞り出す変形容器に活用される材料です。
※ EPDM:エチレン・プロピレンゴム
※ エラストマー(TPE):ゴムとは異なる素材です、代用品として活用される材料です。
A27° 手のひら
A30° 自転車のタイヤ チューブ
A35° シリコン
A40° 消しゴム
A45° 印鑑・押印ゴムパッド
A50° プラスチック消しゴム
A55° スーパーボール
A60° 自動車のタイヤ(側面)
A65° 自動車のタイヤ(接地面)
A70° 野球ボール(軟球)
A75° 防振マットやゴムコルクなど、グリップ性のある工業製品
A80° マウスローラー
A85° 野球ボール(硬球)
A90° ウレタンゴムなどの工業製品
A95° ゴルフボール
※ 上記の参考、ショア硬度について
製作物の厚み/形状や大きさにより「軟らかさ」の感覚・質感が異なります。
・ゴムライク 硬度指定、可
・シリコン 硬度35~40°
・ゴム 硬度45~50°
・ラバーライク 硬度60~65°
・PE(ポリエチレン) 硬度 65~70°
LDPEは、一般的に硬度45~55°
HDPEは、一般的に硬度65~75°
※ 上記の参考、ショア硬度について
製作物の厚み/形状や大きさにより「軟らかさ」の感覚・質感が異なります。
チューブ食品容器、からし/わさびなどに用いられる樹脂。
ゴムやシリコンのように軟らかさは必要なく、剛性が必要な試作などに適している。
ゴムのような弾性を持ち熱を加えると溶け、冷やすと固まる軟らかいプラスチック樹脂。
3Dプリンター/光造形機を使って、同様のご利用シーンや製作要件を実現する。
原形/反転型を作成、シリコン型に樹脂や石膏を流してオリジナルの形状を作る。
少数、小ロット生産、少量多様生産、オリジナル形状に製作する費用・金額を現実的なコストで実現できる工法です。
シリコン型で作る!モノづくり
食品衛生適合の樹脂でチョコレートやクッキーをオリジナルデザインに作れる。
ウレタン素材、シリコン・ゴムなどの試作モックアップを製作実現できる業務/工業用のご利用シーンも実現できる。
ゲル(Gel)とは、液体と固体の中間に位置する、流動性を失ったゼリー状の物質。高分子が網目構造(架橋)を作り、その中に多くの液体を含んでいるのが特徴です。
主なゲルの素材と特徴シリコンゲル特徴: 耐熱性、耐寒性、耐候性に優れ、経年劣化しにくい素材です。高い衝撃吸収力を持っています。用途: 医療用パッド、義足のライナー、靴のインソール、防振材(例: αGELなど)。ウレタンゲル特徴: 非常に柔らかく、吸盤のような「自己粘着性」を持っているのが特徴です。用途: スマホや小物の滑り止め、耐震マット、ジェルネイル。ハイドロゲル(水性ゲル)特徴: 構成成分の大部分が水分でできており、皮膚への密着性や保湿性に優れています。用途: 冷却シート(熱さまシート)、湿布、化粧品(パックなど)。食品・化粧品用ゲル化剤特徴: 植物や海藻由来の多糖類などを利用し、食品に食感やとろみをつけます。用途: ゼリー、豆腐、ジャムなどの食品、および化粧品のベース成分。工業用・特殊ゲル素材の購入先市販品ではなく素材として加工や実験を行いたい場合は、以下の専門サイトなどを利用できます。ウレタンゲル素材: ゲルコム などの専門メーカーから直接購入可能です。シリコンゲル・樹脂: 各種クラフト用素材として 楽天市場 や Amazon公式サイト で工作用原液が販売されています。
軟らかい樹脂やシリコンライク、ゴムライク、ラバーライク素材による3Dプリントは、近年の製品開発や試作品製作において欠かせない技術となっています。従来の3Dプリンターでは、ABSやPLAなどの硬質樹脂を使用した造形が主流でしたが、現在ではゴムのような柔軟性や弾力性を持つ材料を使用できるようになり、より実製品に近い機能確認や操作性評価が可能になっています。
株式会社アリエルでは、3D造形センター®と3Dデータセンター®によるワンストップサービスを提供し、柔軟素材を使用した高品質な3Dプリントを実現しています。3D CADデータからの製作はもちろん、図面・現物・写真・スケッチからの3Dデータ作成にも対応しており、「データがない」「現物しかない」というお客様でも安心してご相談いただけます。
ゴムライク樹脂やエラストマー系材料は、シリコンゴムやウレタンゴムに近い柔軟性を持ち、曲げる・押す・つまむ・握るといった動作を実際に確認できます。適度な弾力と復元性を備えているため、試作品でありながら完成品に近い使用感を再現できることが大きな特長です。
柔らかい素材は、単に「曲がる」だけではなく、圧縮や変形、反発力の確認にも適しています。そのため、設計段階で使用感やフィット感を評価でき、製品完成後の設計変更や手戻りを大幅に削減できます。
軟らかい樹脂やラバーライク素材は、多くの業界で採用されています。
・パッキン・ガスケット
・シール部品
・グリップ
・ボタン・スイッチカバー
・防振部品
・ダンパー
・キャップ
・医療機器部品
・介護用品
・スポーツ用品
・家電製品
・ウェアラブル機器
・ロボットハンド
・自動車部品
・ドローン部品
・工業製品の保護カバー
これらの部品は、柔らかさや弾力性が性能に直結するため、実際の材料に近い質感で試作を行うことが重要です。3Dプリントなら短期間で複数パターンを製作でき、最適な形状や硬度を比較・評価できます。
従来、ゴム部品やシリコン部品の試作には金型が必要となり、多くの費用と時間がかかっていました。3Dプリントでは金型を製作する必要がなく、3Dデータから直接造形できるため、試作品を短期間で製作できます。
設計変更が発生した場合でも、データを修正するだけで再製作が可能です。開発初期の検証やデザインレビュー、機能確認、展示会用サンプルなど、スピードが求められる場面で大きなメリットを発揮します。
用途に応じて異なる硬さの材料を選択できることも、柔軟素材3Dプリントの魅力です。
・柔らかいシリコンのような感触
・少し硬めのゴムライク素材
・高反発タイプ
・弾力を重視したエラストマー素材
など、目的に合わせた硬度を選択し、実際に手に取って比較できます。製品開発では「もう少し柔らかく」「少し硬めにしたい」といった調整が必要になることも多く、複数の硬度を比較できることは設計品質の向上につながります。
最新の3Dプリント技術では、硬質樹脂と軟質樹脂を組み合わせたマルチマテリアル造形にも対応できます。
例えば、
・本体は硬質樹脂
・ボタンだけ軟質樹脂
・グリップだけラバー素材
・パッキン部分だけ柔らかい素材
といった一体造形が可能です。
部品点数を削減できるだけでなく、組立工数や接着工程も不要となり、設計自由度や製品品質の向上にも貢献します。
軟らかい樹脂は、製造業だけでなく、医療、介護、電子機器、建築、研究開発、教育機関など、さまざまな分野で活用されています。
製品の使いやすさや安全性を確認するための試作品、展示会で実際に触れてもらうデモモデル、営業用サンプル、社内評価モデルなど、用途は多岐にわたります。柔らかい素材ならではの質感は、製品イメージをより具体的に伝えることができ、開発や提案の精度向上にも役立ちます。
株式会社アリエルでは、柔軟素材による3Dプリントだけでなく、3Dスキャン、リバースエンジニアリング、3D CADデータ作成、試作品製作、磨き・塗装・接着・組立などの後加工、小ロット生産まで一貫して対応しています。
「図面がない」「古い部品しか残っていない」「廃番部品を復元したい」「アイデアを形にしたい」といったご相談にも柔軟に対応し、お客様の製品開発をトータルでサポートいたします。
クラウド造形®では、日本全国から24時間いつでもお問い合わせ・お見積りを受け付けています。試作品1個からのご依頼はもちろん、量産前の評価モデル、小ロット製作、製品改良まで幅広く対応可能です。
軟らかい樹脂・シリコンライク・ゴムライク・ラバーライク素材による3Dプリントは、従来では難しかった柔軟性や操作性の評価を可能にし、製品開発のスピードと品質を大きく向上させます。株式会社アリエルでは、お客様の用途やご要望に応じて最適な材料・造形方法をご提案し、設計から完成までをワンストップでサポートいたします。試作品製作や新製品開発をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。