Q. クラウド造形とはどのようなサービスですか? A. インターネット経由で3Dデータをアップロードするだけで、高性能な3Dプリンターを使って高精度な造形物(試作品や部品)を製造・配送するサービスです。
Q. 個人でも利用できますか? A. はい、法人・個人問わず、どなたでも1個からご利用いただけます。
Q. どのような用途で使われることが多いですか? A. 新製品の試作、建築模型、フィギュアなどの趣味の制作、工場の治具や最終部品の製造など、幅広く利用されています。
Q. 自社で3Dプリンターを買うのと何が違いますか? A. 数百万円から数千万円する産業用3Dプリンターを初期費用なしで利用できます。また、機器のメンテナンスや材料管理の手間がかかりません。
Q. 打合せはできますか? A. Web会議/インターネット経由での打合せ情報交換をさせて頂いています。必要に応じて訪問/来訪打合せも可能です。
Q. 対応しているファイル形式(拡張子)は何ですか? A. 主に .stl, .step (.stp), .iges
(.igs), .obj などの3Dデータに対応しています。
Q. 2Dの図面(PDFや紙)からでも造形できますか? A. 弊社内3Dデータセンター®にて3Dデータ作成サービスをお受けしていますので、安心してワンストップ依頼いただけます。2D図面や現物/写真からの3Dデータ作成を承ることも可能です。
Q. データの推奨サイズや厚みはありますか? A. 材料によって異なりますが、強度の観点から壁厚は最低でも0.3mm以上を推奨しています。細かすぎるデザインは潰れてしまう場合があります。
Q. カラーのデータはそのままカラーで造形できますか? A. フルカラー対応の材料を選び、テクスチャ情報を含むデータ(.obj や
.wrl など)で入稿していただければ可能です。
Q. アップロードしたデータの機密は保持されますか? A. はい。通信は暗号化されており、データは造形目的以外には使用しません。秘密保持契約(NDA)の締結をお願いしています。
Q. どのような材料(素材)が選べますか? A. ナイロンやアクリルなどの樹脂(プラスチック)から、チタン、アルミニウム、ステンレスなどの金属まで豊富に取り揃えています。
Q. 最大でどれくらいの大きさまで造形できますか? A. 使用する材料やプリンターによって異なりますが、一般的な樹脂であれば数十cm四方、大型機を使えば1メートルを超えるサイズも対応可能です。
Q. 最小でどれくらい小さなものを造形できますか? A. 高精細な光造形(樹脂)の場合、0.1mm程度の細かいディテールまで再現可能です。
Q. 作ったものの強度はどれくらいですか? A. 金属や、エンジニアリングプラスチック(ナイロンなど)を選べば、実際の製品や工具として使える十分な強度を持たせることができます。
Q. 塗装や磨きなどの後加工はお願いできますか? A. はい。表面の磨き、着色、塗装、メッキ処理などを弊社内の製造加工事業部にてワンストップ対応させて頂けます。
Q. 料金はどのように決まりますか? A. 「材料の種類」「造形物の体積(使用する材料の量)」「サイズ」「個数」「納期プラン」によって見積り計算されます。
Q. 見積もりは無料ですか? A. はい。Webサイトにデータをアップロードしていただければ、スピード見積もりで金額回答させて頂きます。
Q. 支払方法には何がありますか? A. 銀行振込、法人向けの請求書払い(後払い)などに対応しています。
Q. 大量に注文した場合、ボリュームディスカウント(割引)はありますか? A. はい。同じデータを複数個ご注文いただく場合は、個数に応じて単価が安くなります。
Q. 領収書や納品書は発行されますか? A. はい。納品書は納品時に、領収書は代金確認後に発行させて頂きます。
Q. 注文から届くまで何日かかりますか? A. 製作物の材料/個数や混雑状況によりますが、標準的な樹脂であればご注文後3〜5営業日、金属であれば7〜10営業日程度で発送します。
Q. 特急便(お急ぎ便)はありますか? A. 対象の材料・サイズであれば、「サッとデータプラン」「サッと造形プラン」追加料金で通常より早く発送する特急オプションを選択できます。
Q. 送料はいくらですか? A. 一部地域、製作物の大きさ/個数で例外がございますが、原則は送料無料になります。
Q. 海外への発送は対応していますか? A. 基本的には国内発送のみですが、個別にご相談いただければ対応可能な場合もあります。
Q. 注文後のキャンセルやデータの変更はできますか? A. 自動化システムで即座に製造ラインへ回るため、確定後のキャンセルや変更は原則お受けできません。入念にデータを確認してからご注文ください。
Q. 届いた商品が破損していたり、寸法が大きく違ったりした場合は? A. 万が一、配送中の破損や当社の製造ミスによる不良があった場合は、商品到着後7日以内にご連絡ください。無償で再造形いたします。
Q. データの不備(エラー)があった場合はどうなりますか? A. アップロード時にシステムが自動チェックします。そのままでは造形できない致命的なエラーがある場合は、注文前に「対応不可」のご連絡をさせて頂きます。
Q. 注文した造形物の3Dデータを紛失しました。再発行(ダウンロード)はできますか? A. 会員登録されたお客様に限り、弊社内の3Dデータセンターで3Dデータを保持して、追加製作に備えていますので注文№をお伝え頂ければ対応可能です。但し、会員脱退されたお客様のデータは対応できません。
Q. 届いた樹脂パーツにネジ穴をあけたり、接着したりできますか? A. はい、通常のプラスチックと同様に削ったり、タッピングネジを締めたり、瞬間接着剤で固定したりできます。
Q. どの材料を選べばいいか分かりません。相談に乗ってもらえますか? A. はい。問い合わせフォームやメールにて、用途(強度重視、見た目重視など)をお伝えいただければ、専門スタッフが最適な材料をご提案します。
現代の製造業や製品開発において、3Dプリンターや光造形機を活用した高速な試作・製造(プロトタイピング)は欠かせないプロセスとなっています。株式会社アリエルが提供する『クラウド造形®』は、インターネットを通じて全国どこからでも自席に居ながらにして、3Dプリント造形やデータ作成、後加工までを一括で依頼できるワンストップ型のモノづくりサービスです。
FAQ 1.単品・1個からの製作依頼について
多くの製造サービスでは「最低発注数量(MOQ)」が設定されており、1個や2個といった極小ロットでの依頼が難しい場合があります。しかし、『クラウド造形®』では、1個だけの「ワンオフ生産」から、数百〜数千個規模の「大量ロット生産」まで、顧客のニーズに柔軟に対応しています。
3Dプリント造形(アディティブ・マニュファクチャリング)の最大のメリットは、高価な「金型」を製作する必要がない点にあります。そのため、「1個だけ作りたい」「少しずつ形状が異なる複数を同時に作りたい」といった「少量多形状」の製作に圧倒的なコスト優位性とスピードを発揮します。 具体的には、工場や組み立てラインで使用する専用の「治具(ジグ)」、新製品の試作、頻繁に形状の改良やデザイン変更が行われる開発初期の検証モデルなどの製作において、3Dプリンターや光造形機は最適なソリューションとなります。
3Dプリンターで立体物を印刷・出力するためには、3D CAD等で作成された「三次元(3D)データ」が絶対に欠かせません。サービスを利用する際、データの有無によって以下の2つのルートに分かれます。
すでに3Dファイル(データ)を所有している場合 『3D造形センター®』にて、お手持ちの3Dデータをそのまま入稿し、データ内容(ボリュームや複雑さ)に基づいた精緻な見積もりを行います。
3Dデータを持っていない場合(手元に図面や現物しかない場合) アリエルでは『3Dデータセンター®』というデータ作成専門サービスを併設しています。手元にある「現物の写真」「手描きの寸法図」「2DのCAD図面・設計図面」「イラスト」といった情報から、専門のエンジニアが3Dデータを代行作成します。データ作成から実際の造形までをワンストップで一括依頼できる点が、同サービスの大きな強みです。
3Dプリント出力代行の料金は、一律の定価ではなく、依頼する製品の「形状」や「製作要件」によって大きく異なります。見積もり金額は、主に以下の3つの費用の組み合わせで構成されています。
3Dデータ作成・修正費: データがない場合の新規作成や、入稿されたデータの修正に必要な費用。
3D造形(プリント)費: 使用する材料の量、造形にかかる時間、使用する機械のスペックに基づいた費用。
後加工・二次加工費: サポート材の除去に加え、表面をきれいに磨く「研磨」や「塗装」などを行う場合の追加費用。
正確な金額を算出するためには、3Dデータそのものか、それが不可能な場合は現物写真、イラスト図、設計図面などを同社に提示し、個別に見積もりを依頼する必要があります。
納期についても費用と同様に、依頼内容によって変動します。モノづくりのプロセスは「①3Dデータの作成」「②3Dプリント/3D造形」「③後工程(仕上げ・配送)」の3つのフェーズに分かれており、それぞれに必要な日数が累積されます。
データがすでに完成しており、後加工も不要で出力するだけであれば、非常に短期間での納品(即納対応など)が可能です。一方で、複雑な形状のデータをゼロから作り、造形後に鏡面研磨や特殊塗装を施すといった工程が含まれる場合は、それに応じた工期が必要となります。スケジュールに余裕がない急ぎの案件であっても、相談に応じて最適なプランが提案されます。
『クラウド造形®』の利用は、まずメールやWEBフォーム、電話などを通じた「質問・相談」からスタートします。
問い合わせ・見積もり: 形状情報や用途を伝えて見積もりを算出。
注文: 金額や納期に納得した段階で正式発注。
造形・加工: 自社センターにて高品質にスピード造形。
納品: 完成品を指定の場所へお届け。
また、より手軽にかつスピーディーに3Dプリントを利用したい顧客向けに、「サッと造形」プランという簡易・迅速仕様のプランも用意されており、急な試作ニーズにも応えられる体制が整っています。
3Dプリンターには、機械ごとに一度に造形できる「製作エリア(ビルドボリューム)」の限界が存在します。そのため、使用する素材や求められる精度によって、一発で出力できる最大サイズには制限があります。
しかし、同サービスでは「1メートルを超えるような巨大な構造物」であっても製作が可能です。これを実現するのが「分割造形」と「接合技術」です。製品データをいくつかのパーツに分割して出力し、その後、職人の手によって緻密に接合されます。噛み合わせや嵌合(かんごう)部分の継ぎ目が目立たないように美しく仕上げる高度なノウハウがあるため、大型のディスプレイ、自動車部品の等身大プロトタイプ、建築模型なども安心して依頼できます。
製品の用途(意匠確認、強度テスト、耐熱実験など)に合わせて、多種多様な材料を自由に選択することができます。
汎用・工業用プラスチック樹脂: ABS、PP(ポリプロピレン)、PA(ナイロン)、PET、PE(ポリエチレン)、PC(ポリカーボネート)、POM(ポリアセタール)など、実際の製品と同じかそれに近い特性を持つ樹脂。
軟質・ゴム系素材: シリコン、ラバー、しなる・曲がるといった柔軟性を持つ材料。
透明・意匠性素材: アクリルをはじめとする透明・半透明・クリア素材。色指定やマルチカラー、フルカラー造形にも対応。
高機能・エンジニアリングプラスチック: 耐熱性、耐薬品性、食品衛生法適合素材、生体適合性、カーボン樹脂や強化プラスチックなどの複合素材。
金属・メタル加工: ステンレス(SUS)、アルミニウム、チタンなど、最終製品や強度が必要な部品に対応する金属素材。
「3Dプリンターで出力したものが、どの程度の表面の滑らかさなのか」「素材ごとの強度の違いや触感はどのようなものか」を、発注前に確認したいという顧客は少なくありません。
アリエルでは、これらの不安を解消するために、素材別の精度や品質を直接お手元で確認できる『オリジナル見本サンプルプレート(登録商標品)』を低価格で販売しています。これにより、本格的な委託費用の見積もりや発注を行う前に、確信を持って素材を選ぶことが可能になります。
3Dプリンターから出力された直後の製品には、特有の「積層痕(レイヤーの筋)」や、造形を支えるための「サポート材」の跡が残ることがあります。そのままでは製品見本や展示会用のサンプルとしては不十分な場合があります。
同サービスでは、製造加工事業部を擁しており、以下のような高度な「後加工/二次加工」を一括で行うことができます。
研磨・磨き: 手作業による磨き仕上げ、バレル研磨、鏡面仕上げ、梨地仕上げなど。
着色・塗装: 通常のカラー塗装、染色、UVラミネート処理。
特殊意匠: 金銀銅のようなメタル調仕上げや、高級感のある鍍金(メッキ)塗装。
追加工: ネジ穴加工(インサートビスの挿入など)や、切削工法・マシニング工法との組み合わせ。
これらにより、外観や質感を市販の量産品と遜色ないレベルまで高め、精度や強度の評価・検証テストに耐えうる日本の「モノづくり」品質を提供しています。
『クラウド造形®』への問い合わせや見積もり依頼は、以下の2つの方法が用意されています。
簡単入力フォームを使った問い合わせ(おすすめ・お急ぎの方) WEB上の専用画面から、必要事項や要件を入力して送信するスタイルです。必要な情報をスムーズに網羅できるため、素早い回答が得られます。
メール送信による問い合わせ 自由な形式で質問やデータを送付したい場合に適しています。
日本全国(北海道から九州・沖縄まで)対応しており、個人・法人を問わず、見積もりや相談は「無料」で行うことができます。
株式会社アリエルの『クラウド造形®』が多くの設計者やクリエイターに支持されているのは、単に3Dプリントの出力を代行するだけでなく、「データ作成(3Dデータセンター®)」から「高品質な造形(3D造形センター®)」、そして「職人による磨き・塗装・後加工」にいたるまでの全てのプロセスを、自席からオンラインで一括依頼(ワンストップ対応)できる圧倒的な利便性と確かな技術力にあります。
「壊れた部品のレプリカを1個だけ作りたい」「新商品のプロトタイプを急ぎで塗装まで仕上げてほしい」「手元にあるイラストを立体化したい」など、あらゆるモノづくりの課題に対して、確かなソリューションを提供するサービスであると言えます。何か形にしたいアイデアがある方は、まずは無料の見積もり・相談フォームから一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。