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【FAQ】3Dデータセンター®

センター概要・サービス内容

  1. Q. 3Dデータセンターとはどのような施設ですか? A. 製造業や建築、デザイン、VR・AR、医療など、あらゆる分野で必要とされる「3Dデータの作成・処理・管理」を専門に行うデータ技術センターです。

  2. Q. 3Dプリンターでの出力(造形)も一緒にお願いできますか? A. はい。当センターで作成・修正した3Dデータを用いて、試作や最終部品の3Dプリントまで一貫してサポートすることが可能です。

  3. Q. 個人での依頼や、1データだけの作成でも対応してもらえますか? A. はい、法人・個人問わず対応しております。部品1点のモデリングから大規模なプロジェクトまでお気軽にご相談ください。

  4. Q. 他の3D制作会社やCAD受託会社との違いは何ですか? A. 当センターは高精度3Dスキャン、リバースエンジニアリング、CAD/CGデータ変換、データ検収(エラー修正)など、データに関するあらゆる工程にワンストップで対応できる高度な設備と専門エンジニアを揃えている点です。

  5. Q. 事前にセンターを訪問して打ち合わせすることは可能ですか? A. Web会議(Zoom、Teamsなど)システムを用いたオンライン打ち合わせ実施しています。

3Dモデリング(データ作成)について

  1. Q. 2Dの図面(PDF、DXF、紙の図面)しかありませんが、3D化できますか? A. はい、可能です。2D図面に記載された寸法や指示をもとに、正確な3D CADモデルを作成(2D to 3D)いたします。

  2. Q. 手書きのスケッチやデザイン画、写真からでも3Dデータを作れますか? A. はい。寸法がわかるラフスケッチや複数アングルの写真、またはイメージをお伝えいただければ、当センターの設計・デザインスタッフが形状を起こします。

  3. Q. 3Dデータ作成の「CADデータ」と「ポリゴンデータ(CG)」の違いは何ですか? A. CADデータ(STEP、IGES等)は寸法を厳密に管理する設計・製造向きのデータです。ポリゴンデータ(STL、OBJ等)は三角形のメッシュで形状を表現する3DプリントやCG、VR向きのデータです。用途に合わせて最適な形式で作成します。

  4. Q. 木型やクレイモデル(粘土)、壊れた部品からデータを作れますか? A. はい、可能です。対象物を3Dスキャンして形状を取り込み、設計データとして使えるきれいな3Dデータ(CADデータ)へと再構築します。

  5. Q. 作成してもらった3Dデータの著作権や所有権はどうなりますか? A. 、3Dデータセンター®では、商談/注文において納品ファイル形式を確認させて頂きます。納品ファイル形式に応じて3Dデータの作成方法が異なりますので、3Dデータ作成費が異なります。

3Dスキャン・リバースエンジニアリング

  1. Q. 3Dスキャンサービスとはどのようなものですか? A. 高精度な3Dスキャナーを使用し、実物の立体物をそのまま撮影するようにデジタルデータ(点群やメッシュデータ)に変換するサービスです。

  2. Q. スキャンできる対象物のサイズに制限はありますか? A. 数ミリ程度の精密なネジ・コネクタから、数メートルの大型機械、自動車、さらには建築物や土地のトポロジー(地形)まで、対象に合わせてスキャナーを使い分けて対応します。

  3. Q. 出張(現地)での3Dスキャンは対応していますか? A. はい。持ち出しが難しい大型の機械や、固定された設備、屋外の地形などの場合は、ポータブル3Dスキャナーを持った技術者が現地へ伺いスキャンを行います。

  4. Q. スキャンしたデータ(STL)を、そのままCNC切削や金型設計に使えますか? A. スキャン直後のデータは網目の集まり(ポリゴン)のため、そのままではCADでの編集や金型設計に使えません。当センターで「リバースエンジニアリング(CADデータへの変換)」を行うことで、設計で使えるデータに仕上げます。

  5. Q. 透明なもの、光沢があるもの、黒いものもスキャンできますか? A. ガラスなどの透明物や鏡面仕上げの金属は、そのままでは光が透過・反射してスキャンできません。その場合、一時的に消去可能な特殊な白い粉末スプレーを吹き付けてスキャンするなどの対策をとらせていただきます。

データ変換・修正(最適化)

  1. Q. 自社で使っているCAD(SolidWorks、CATIA、NXなど)の専用形式で納品できますか? A. はい、可能です。各主要CADのネイティブ形式、または中間フォーマット(STEPIGESParasolid など)など、ご指定の拡張子に変換して納品します。

  2. Q. 他社で作った3Dデータのエラー(隙間や、面のはがれ)を直してもらえますか? A. はい。3Dプリントやシミュレーション(CAE分析)の際にエラーとなってしまう「開いたエッジ」や「反転した面」などを、専用ソフトで綺麗に修復(データヒーリング)します。

  3. Q. 3Dデータの容量が大きすぎて動きません。軽くできますか? A. はい。ポリゴン数を削減(リダクション)したり、見えない内部の形状を削除(中空化・シェル化)したりすることで、見た目のクオリティを維持したままデータ容量を軽量化します。

  4. Q. 3Dデータをもとに、2Dの検図用・製造用図面を作ってもらうことはできますか? A. はい。作成・処理した3Dデータから、三面図(正面・平面・側面)や断面図などの2D図面を起こす(3D to 2D)ことも可能です。

  5. Q. Webサイトやスマホアプリ(AR表示)用の3Dデータは作れますか? A. はい。Webブラウザやスマートフォンでスムーズに表示できる軽量なフォーマット(glTFglbusdz など)への変換や、リアルに見せるためのテクスチャ(色・質感)設定も承ります。

料金・見積もり

  1. Q. 見積もりを依頼するには何が必要ですか? A. 既存のデータがあればそのデータ、図面や写真、実物の寸法などの情報と、「どのような用途で使いたいか(3Dプリント用、CAD設計用など)」をお知らせください。

  2. Q. 費用はどのように決まりますか? A. 形状の複雑さ(モデリングにかかる時間)、スキャン対象のサイズや測定精度、必要となる納品データ形式などをもとに、作業工数を計算して算出します。

  3. Q. 正式な注文の前に、データのサンプルや途中経過を確認できますか? A. はい。形状の方向性にズレがないか確認するため、モデリングの途中で3Dの確認用画像や簡易データをお送りし、ご確認いただくステップを設けています。

  4. Q. 法人向けの掛け払い(後払い)や見積・納品・請求書の発行は可能ですか? A. はい。法人のお客様向けに、弊社の審査に基づいた「月末締め翌月末払い」等の対応が可能です。必要書類も一式発行いたします。

  5. Q. 予算が限られているのですが、安く抑える方法はありますか? A. 例えば「見えない内部の形状はモデリングを省略する」「対称形状なので半分だけ作って反転させる」など、工数を減らしてコストを抑える提案をさせていただきます。

納期・セキュリティ・サポート

  1. Q. データの納期はどれくらいですか? A. 形状の難易度やボリュームによりますが、シンプルな部品のモデリングやデータ変換であれば数営業日、複雑な機械のリバースエンジニアリングであれば1〜2週間ほどお時間をいただく場合があります。

  2. Q. 非常に機密性の高い新製品のデータなのですが、情報漏洩対策は大丈夫ですか? A. 万全の体制をとっています。セキュリティの施された専用サーバーでデータを管理し、外部への流出を防ぎます。ご依頼前に秘密保持契約(NDA)を締結いたします。

  3. Q. 納品されたデータが、自社のCADで開かなかったり破損していたりした場合は? A. 万が一、納品データに不具合があった場合は、到着後7日以内にご連絡ください。互換性を確認し、原因を調査した上で、無償にてデータを修正・再納品いたします。

  4. Q. 納品後、しばらく経ってからの「少しだけの形状変更」は有料ですか? A. 納品完了後の大幅なデザイン・仕様変更は追加見積もりとなりますが、軽微な寸法の微調整や軽微なバグ修正であれば、一定期間内は柔軟に対応させていただきます。

  5. Q. 過去に依頼したデータを紛失してしまいました。再送してもらえますか? A. 会員登録されたお客様に限り、弊社内の3Dデータセンターで3Dデータを保持して、追加製作に備えていますので注文№をお伝え頂ければ対応可能です。但し、会員脱退されたお客様のデータは対応できません。

3Dプリンターサービスの見積依頼・相談
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『3Dデータセンター®』FAQ完全ガイド:3Dプリント用データ作成からモデリング、データ管理の全容

現代の3Dプリンティング技術や光造形加工において、ハードウェアの進化と同様、あるいはそれ以上に重要視されているのが「三次元デジタルデータ(3Dデータ)」の品質です。どれほど高性能な3Dプリンターを導入していても、入力されるデータの設計が不適切であれば、理想的な立体造形を行うことはできません。株式会社アリエルが運営する『3Dデータセンター®』は、3Dプリントや光造形出力に最適化された3D CADデータの作成・モデリング、3Dスキャン、データ管理、さらにはオンデマンド生産への連携までをトータルに支援する専門サービスです。

 

1. 『3Dデータセンター®』の役割とワンストップサービスの強み

「3Dデータがない」という最大のハードルをクリアにする

3Dプリンター出力サービスを利用する上で、多くの顧客が直面する最大の障壁は「手元に3Dデータ(3D CADや3Dモデルデータ)がない」という点です。一般的な3Dプリント代行会社では、完成された3Dデータの入稿を前提としているケースが多く、データを持たない企業や個人はサービスを利用することすら困難でした。

『3Dデータセンター®』は、まさにこの課題を解決するために設立されたサービスです。同センターでは、「形にしたいアイデア」や「現物」はあるものの、デジタルデータ化する手段を持たない顧客に向けて、三次元モデリングの代行サービスを提供しています。

さらに、アリエル社内には立体造形を担う『3D造形センター®』や、最終的な仕上げ(研磨・塗装・特殊加工)を担う「製造加工事業部」がシームレスに連携しています。データ作成から実際の造形、そして製品化までを一気通貫でサポートする「ワンストップ体制」を構築しているため、データ作成時のミスや造形段階での不具合(肉厚不足や出力不可能な形状など)を未然に防ぎ、高品質な製品を「安く・早く」提供できる点が最大の強みです。

2. 3Dデータがない場合の作成アプローチ

現物、写真、2D図面、あらゆるソースからモデリング可能

FAQの中で最も関心が高い「どのような状態から3Dデータを作ってもらえるのか?」という質問に対し、同センターでは以下の多様なインプットソースからのデータ作成に対応しています。

  1. 現物・マスターモデル(リバースエンジニアリング) 「既存の部品が壊れてしまったが、メーカーに型番やデータが残っていない」「手元にある見本品と同じものを複製したい」といったケースです。高精度な「3Dスキャナー」を用いて現物をデジタルスキャンし、その点群・メッシュデータをもとにCADデータへと再構築(リバースエンジニアリング)します。これにより、生産中止になった廃盤パーツの復元などが可能になります。

  2. 2D設計図面・CADデータからの三次元化 過去に作成された2D(平面)の設計図面や、一般的な2D CADファイル(DXF形式など)から、高精度な3D CADモデルへと立ち上げるモデリング作業を行います。

  3. 手書き寸法図・イラスト・ポンチ絵 正式な図面がない段階でも問題ありません。ノートに描いた手書きの寸法図面やイラスト、製品のイメージがわかる簡易な「ポンチ絵」などを提示することで、専門のエンジニアが意図を汲み取り、寸法公差を考慮しながら3Dデータへと具現化します。

  4. 現物の写真や動画 手元に実物がなく、スマートフォンの写真や過去に撮影した画像・動画しかない場合でも、それらの視覚情報を手がかりに形状を類推し、モデリングを行うことが可能です。

3. 対応可能なファイル形式とCAD/CGソフト

各種3D CADからCG・Blender系データまで柔軟に変換

3Dデータの世界には、製造業向けの「3D CAD形式」と、デザインやゲーム・映画向けの「3D CG(ポリゴン)形式」という、異なる特性を持つデータが存在します。同センターでは、これら双方の領域に柔軟に対応し、必要に応じたファイル変換や最適化(ポリゴンメッシュの修正など)を請け負っています。

  • 対応可能な主なファイル形式・拡張子 工業用中間フォーマットとして一般的な STEPIGES や、3Dプリンターで標準的に使われる STL 形式はもちろん、3ds3dmmax形式、さらにはオープンソースの3D制作ソフトとして広く普及している Blend(Blender) などのデータ形式からも、顧客が用意した環境に合わせた変換や、造形に適したデータへのブラッシュアップに対応しています。

4. 特殊モデリング技術:立体地形データとCGパース

ドローン空撮や国土地理院データの活用

『3Dデータセンター®』が提供するモデリングの領域は、工業製品や機械部品の枠にとどまりません。高度な環境・地理データの三次元化技術も有しています。

  • 立体地形データの作成 国土地理院が公開している地図データ(GSI Maps)や標高データを活用し、展示造形品や建築模型、土木検証用として使える高精度な「立体地図データ」を構築します。

  • ドローン撮影・空撮からのモデリング ドローンを使用して対象となる地形や巨大な建造物を上空から多角的に撮影し、その高解像度写真データをもとに3Dモデリングを構築する最先端のフォトグラメトリ技術等にも対応しています。これにより、広大な敷地のジオラマ作成や、インフラ設備の劣化診断用モデルなどを3Dデータ化できます。

  • 建築CGパース作成サービス 3Dプリンターで出力するだけでなく、プレゼンテーションや販売用パンフレット、Webサイト等で視覚的に確認するための高品質な「水彩パース」「CGパース」の作成も並行して依頼することができます。

5. データの管理と「オンデマンド生産」への応用

デジタル在庫化による、金型レス・倉庫レスの製造

同センターのFAQで注目すべきもう一つの機能が、「3Dデータ管理サービス」とそれに関連した「オンデマンド生産」の提案です。

従来のモノづくりでは、将来的な修理対応や部品交換(アフターパーツ供給)のために、高価な「鋳型・金型」を長期間にわたって物理的な倉庫に保管し続ける必要があり、多大な維持管理コストが発生していました。 これに対し、『3Dデータセンター®』に作成・修正した3Dデータをデータベースとして適切に管理・保管しておくことで、「必要な時に、必要な数量だけ(1個から)、デジタルデータから直接3Dプリンターで出力する」という【オンデマンド生産】体制へとシフトすることが可能になります。これにより、物理的な倉庫が不要になる「倉庫レス・金型レス」の次世代サプライチェーンが実現します。

6. 問い合わせから納品・造形連携までのフロー

リモート・遠隔対応で日本全国どこからでも相談可能

アリエルが展開する『クラウド造形®』の思想に基づき、『3Dデータセンター®』への問い合わせやデータ作成の依頼も、すべてオンラインを通じて自席から行うことができます。東京都渋谷を拠点としながらも、遠隔・リモートワーク体制が完備されており、北海道から九州・沖縄にいたるまで日本全国からの依頼に均質なクオリティで対応しています。

  1. 無料見積もり・相談: 24時間受付のWEB問い合わせフォーム、またはメールにて、手元にある図面や写真、アイデアを送付します。個人でのDIYや発明の相談、企業の機密性の高い研究開発部材にいたるまで、見積もり(価格・金額・納期目安の算出)はすべて無料です。

  2. モデリング仕様の決定とデータ作成: エンジニアと用途(どのような素材で、どのような強度を持たせて3Dプリントしたいかなど)を擦り合わせ、モデリングを行います。

  3. 『3D造形センター®』へのスムーズな引き渡し: 完成した3Dデータは、即座に社内の3D造形センターへと共有され、ABS、アクリル、PPライク樹脂などの豊富なプラスチック合成樹脂、ゴム・ラバーライク素材、さらにはチタンやステンレス(SUS)といった金属材料にいたるまで、最適な工法での立体印刷・出力プロセスへとスムーズに移行します。

結び:三次元のアイデアを形にする最初のステップ

株式会社アリエルの『3Dデータセンター®』は、単に「図面をパソコンで清書する」だけのアウトソーシング先ではありません。その真価は、「3Dプリンティングや製造加工の現場で本当に使える、エラーのない最適化された三次元データへと変換・構築できる」という、モノづくりの上流工程における専門知識にあります。

頭の中にある抽象的なイメージや、長年使い込んで摩耗してしまった古い現物パーツ、あるいは平面の図面しか存在しない状態からでも、同センターのモデリング技術とデータ管理システム、そして造形部門との強固なワンストップ連携を活用することで、誰でも簡単かつ確実に、最先端の「デジタルモノづくり」の恩恵をフルに享受することが可能となります。製造業のDX(デジタルトランスフォーメーション)や試作スピードの劇的な向上を目指すあらゆる企業・個人にとって、不可欠なファーストステップを支えるプラットフォームと言えるでしょう。