アクリル繊維や石油・石炭などを原料に高温で炭化して作られる、ほとんどが炭素で構成された非常に軽くて強い繊維で、単体ではなく樹脂などと組み合わせて「炭素繊維複合材料(CFRPなど)」として航空機、自動車、スポーツ用品、建築物など幅広い分野で利用されており、高強度・高弾性、低密度、耐熱性・耐薬品性などに優れています。
しかし、加工が難しい点が大きなデメリットです。
その課題を解決できるのが積層造形による炭素繊維(CFRP)の製作/加工です。
軽量・高強度・高剛性: 鉄の約1/4の軽さで、鉄の10倍近い引張強度を持ちます。
低熱膨張率: 温度変化による寸法変化が非常に少ないです。
耐熱性・耐薬品性: 高温や薬品にも強い特性を持ちます。
導電性: 炭素質のため電気を通します。
航空・宇宙: 飛行機の機体や部品。
自動車: 車体、シャシー、アクセサリーなど。
スポーツ・レジャー: ゴルフクラブ、テニスラケット、釣り竿、自転車フレームなど。
産業・建築: 風力発電ブレード、耐震補強材、プラント設備など。
作り方
有機繊維(アクリル繊維など)を原料とし、加熱・炭化(炭素化)する特殊な熱処理工程を経て作られます。
複合材料として利用
単独で使われることは少なく、樹脂(プラスチック)、金属、セラミックスなどと組み合わせて、その素材の強度を高める「強化材」として使われるのが一般的です。