チタンは高い強度と軽量性、優れた耐食性を持つため、以下のような用途で利用されています。
デザイン性や軽量性、耐久性を求める製作物に適しています。
■ 高級腕時計
複雑なデザインや高級感のある質感を実現した腕時計を製造可能。
■ 医療機器
カスタムインプラントや外科用具の材料として活用。
■ 高性能自転車
軽量化と強度向上を実現し、レース用フレームの製造にも活用。
■ 電子機器
スマートフォンやVRゴーグルなどの部品、軽量化と耐久性を両立。
軽量かつ高強度: 鉄の約60%の重さ(密度約4.5)で、鋼に匹敵する強度(800〜1200MPa)を誇り、比強度は実用金属の中でトップクラスです。
■ 優れた耐食性
海水や海水、硝酸などに対してステンレス以上の耐食性。
■ 生体適合性(人体に優しい)
毒性がなく、骨と結合する特性があるため、
人工関節や歯科インプラントなどの医療・生体材料に最適です。
■ 非磁性
磁気を帯びないため、MRI検査環境などの医療機器や、精密電子機器への影響を抑えます。
■ 耐熱性
500〜600℃程度の高温環境でも強度を維持できるため、航空機エンジン部品にも使用。
結晶構造によって主に3つに分類されます。
■ α型チタン合金
強度、耐熱性、耐クリープ性が極めて高い(ロケット部品など)。
■ β型チタン合金
加工性に優れ、高強度でバネ材や眼鏡フレームに使われる。
■ α+β型チタン合金
α型/β方、両者のバランスが良く、最も一般的な「64チタン(Ti-6Al-4V)」が代表例。