ラティス構造(格子構造)の主なメリットは、「大幅な軽量化」と「高強度」の並立です。中身を空洞化(中空)にすることで材料費と重量を削減しつつ、格子状のビームで全体を支えるため、構造的剛性を維持できます。また、衝撃吸収、熱効率(放熱・熱交換)、通気性の向上など、熱管理や軽量性が求められる航空宇宙・自動車部品などで特に優位性を発揮します。
■ 大幅な軽量化と強度・剛性の確保
中身の詰まったソリッド構造と比較し、材料を減らしつつ十分な構造強度を保持できる。
製品の耐久性を維持したまま重量を削減できる。
■ 熱管理・流体特性
熱交換器やヒートシンク(放熱・熱交換)として、大きな表面積を活かした高い熱管理能力
を発揮する。
流体を通しやすいため、フィルターなどの用途にも適している。
■ 衝撃吸収性と振動減衰
格子が衝撃エネルギーを分散、優れた衝撃吸収性を持ち、防振・防音効果も期待できる。
■ 機能の自由度
TPMS(三重周期極小曲面)など、特定の目的(強度向上、軽量化優先など)に合わせた
多様な形状設計が可能。
■ 用途の拡大
金属3Dプリンターとの相性が良く、航空宇宙、自動車、医療用装具(人工骨)、熱交換器
などの分野で応用されている。
■ デザイン性
園芸用やインテリアなどのラティスフェンス(格子フェンス)においても、
軽量、通気性、目隠し、おしゃれな外観といったメリットがあります。