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【事業方針】お客様と共に「有り得る」を創造する会社

株式会社アリエル/東京都渋谷区渋谷
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■ 第1部:イントロダクションと経営理念

デジタルとリアルの融合が創り出す「有り得る」の未来

1-1. はじめに:株式会社アリエルが目指すもの

現代の産業界は、激しい市場環境の変化、技術のパラダイムシフト、そして持続可能性への要求という、かつてない複合的な課題に直面しています。製品開発のサイクルは極限まで短縮され、大量生産から多品種少量生産、さらには個々のニーズに最適化されたマス・カスタマイゼーションへの移行が急速に進んでいます。このような変動の時代において、製造業や製品開発に携わる企業が競争力を維持し続けるためには、従来の固定化された生産プロセスの枠組みを超え、アイデアを即座に具現化できる柔軟性とスピードが不可欠です。

 

株式会社アリエル(Ariel Inc.)は、2010年の創業以来、このものづくりの変革期において常に最前線に立ち続け、高度なデジタル技術と職人技の融合による「デジタルファブリケーション(デジタル製造)」および「IT・DXソリューション」を軸とした革新的なサービスを提供してきました。

 

私たちのコアコンピタンスは、単に要求された形状を形にすることにとどまりません。お客様が抱く「こんなものは作れないだろうか」「このアイデアを機能検証したい」という未踏のビジョンに対し、最先端の3Dプリンティング技術、高精度な3Dデータ処理、熟練の加工技術、そして高度なITインテリジェンスを掛け合わせることで、あらゆる障壁を取り除き、具現化することにあります。私たちが提供するのは、試作から本生産、そして企業の業務インフラのDX化までを包括的にサポートする、次世代の「ものづくり・コトづくり」のトータルプラットフォームです。

 

1-2. 経営理念:お客様と共に「有り得る」を創造する

株式会社アリエルという社名、そして私たちの存在意義の根底には、「お客様と共に『有り得る』を創造する」という強い決意と経営理念が流れています。

 

従来のものづくりの現場では、技術的な制約、コストの壁、あるいは時間の不足によって、多くの優れたアイデアが「実現不可能(有り得ない)」として葬り去られてきました。特殊な形状ゆえに金型が作れない、試作のためのコストが合わない、図面が存在せず再現ができない、といった課題は、開発現場における日常的なジレンマです。アリエルは、これらすべての「有り得ない」を、最新のデジタルテクノロジーと蓄積されたノウハウによって「有り得る(Ariel)」へと転換することを使命としています。

 

この理念を実践するために、私たちは以下の3つの行動指針を定めています。

 

技術の限界に挑戦し続けること:

樹脂から金属まで、常に最先端の3Dプリンティング設備と加工技術を導入・研究し、他社では対応が困難とされる難形状や特殊材料の造形を可能にします。

 

デジタルとリアルの架け橋となること:

サイバー空間上の3Dデータと、フィジカル空間における実体をシームレスにつなぐことで、開発効率を最大化し、手戻りのない精密なものづくり環境を提供します。

 

伴走型パートナーであること:

私たちは単なる受託製造業者(ベンダー)ではありません。お客様の製品開発チームの一員として、設計段階のデータ検証から、最適な材料選定、量産に向けたプロセス提案まで、同じ目線で課題解決に取り組むパートナーです。

 

アリエルが目指すのは、技術の制約によって人間の創造力が制限されない世界の実現です。最先端の工場設備と高度なセキュリティ環境、そして各分野のスペシャリスト集団を擁し、日本のものづくりの伝統である「細部へのこだわり」をデジタルの力でアップデート(Made in Japan 2.0)していくことで、社会全体のイノベーションを加速させていきます。

第2部:デジタルファブリケーション事業

3Dプリンティングとデータテクノロジーによる革新

2-1. クラウド造形® と 3D造形センター® がもたらす生産革新

株式会社アリエルが展開する「クラウド造形®」および「3D造形センター®」は、現代の製造業におけるリードタイム短縮と多品種少量生産のニーズに最適化した、最先端の3Dプリンティング・プラットフォームです。従来の試作・製造プロセスでは、見積もりの取得から型設計、実際の造形までに多くの時間と人的コストが費やされていました。アリエルは、高度なオンラインネットワークと自社の高密度な生産インフラを直結させることにより、データをお預かりしてから実体を創出するまでのプロセスを極限までデジタル化・高速化しています。

 

当社の3D造形センターには、産業用のハイエンド3Dプリンターが複数台稼働しており、インフラとしての即応性と安定性を担保しています。取り扱う材料の幅広さは当社の大きな強みであり、プラスチック樹脂から金属、特殊素材に至るまで、求められる機能や用途(強度、耐熱性、柔軟性、透明度など)に応じて最適なソリューションを選択可能です。

 

プラスチック・樹脂造形:

一般的なABSライクやポリプロピレン(PP)ライクな材料はもちろん、耐熱性や機械的強度に優れた高機能エンジニアリングプラスチック、製品の意匠確認に不可欠な高透明樹脂などをラインナップしています。さらに、製品の密閉性や衝撃吸収性を検証するための「透明ゴム(ラバー樹脂)」を用いたパッキンやシール材の試作など、肉厚や硬度の緻密なコントロールが要求される特殊な造形にも対応しています。

 

金属3Dプリンティング:

従来の切削加工や鋳造では不可能であった「内部が中空の複雑な格子構造(ラティス構造)」や、冷却効率を極限まで高めた「水管内蔵金型」などを一体成形することができます。アルミニウム合金、ステンレス、チタン、インコネルといった、難削材とされる金属材料を高精度にレーザー焼結・造形することで、航空宇宙分野、自動車産業、医療機器といった極めて高い信頼性が求められる領域のプロトタイピングや実部品製造を支えています。

 

アリエルのクラウド造形は、単なる「1個の試作」にとどまりません。蓄積された製造ノウハウにより、数十個から数百個、あるいはそれ以上の「小ロット本生産・実製品(エンドユースパーツ)」としてのクオリティを担保する体制を整えています。金型投資を行う前の市場反応テストや、ライフサイクルが短いカスタマイズ製品の製造において、金型レスによる圧倒的なコストメリットとスピードを提供します。

 

2-2. 3Dデータセンター® によるデータの生成とリバースエンジニアリング

精密なものづくりを行うためには、その設計図となる「完璧な3Dデータ」が不可欠です。しかし、開発の現場においては「過去に作られた製品の図面(CADデータ)が存在しない」「手書きのラフスケッチしかない」「現物はあるが、それをデジタル上でモディファイしたい」といったデータに関する課題が頻発します。アリエルはこれらの課題を解決するため、高度なデータ処理専門部隊である「3Dデータセンター®」を運営しています。

 

3Dデータセンターの主な役割は、単なるCADデータの作成代行に留まらず、フィジカルとサイバーの双方向の変換を高精度に行うことです。

 

リバースエンジニアリング(逆引きものづくり):

最先端の非接触式・接触式3Dスキャナーを用い、既存の部品や工芸品、あるいは経年劣化した金型などの現物を精密に測定します。得られた膨大な点群データを、歪みや摩耗を補正しながら3D CADデータへと再構築(リバースエンジニアリング)することで、図面のない製品の複製や、改良設計のためのベースデータを生み出します。

 

トポグラフィックモデリングと精密マッピング:

当社のデータ処理技術は、工業部品のようなミクロな対象だけでなく、マクロな空間データにも応用されています。例えば、ドローン(無人航空機)を用いた空中写真測量やレーザー測量によって広大な土地の3Dデータを取得し、それを基に高精度な等高線や地形データを生成します。さらに、そのデジタルデータを用いて1メートル規模の巨大かつ精密な「立体地形模型」を3Dプリンターや切削機で物理的に出力し、表面に高精細な地図をプロットする、といった地理情報システム(GIS)とデジタルファブリケーションを融合させたプロジェクトも数多く手がけています。都市計画のシミュレーション、災害対策の検証、あるいは開発エリアのプレゼンテーション用模型として、圧倒的な視覚的説得力を持つモデリングを実現します。

 

アリエルの3Dデータセンターは、お客様から持ち込まれるアイデアの断片(スケッチ、現物、あるいは空間データ)を、製造・加工に直結できる「活きたデジタル資産」へと昇華させる役割を担っています。

第3部:先進製造技術(切削・注型・リバースエンジニアリング)

高精度マシニング、注型、そして卓越した後加工・フィニッシング技術

3-1. 5軸加工・切削・注型技術がもたらす素材の自由度とリアリティ

3Dプリンティング技術がどれほど進化しても、工業製品の開発や実部品の製造において、従来の「除去加工(切削)」や「転写造形(注型)」が持つ優位性が失われることはありません。株式会社アリエルは、付加製造(3Dプリント)の強みを最大限に活かしつつ、それらを「切削加工」や「真空注型」といった先進の製造技術と高度に有機結合させることで、お客様の要求スペックに対して最も効率的かつ高品質な製造アプローチを提案しています。

 

高精度マシニング・切削加工:

当社の加工ファクトリーには、複雑な形状を一度のチャッキングで精密に削り出す「5軸制御マシニングセンタ」をはじめとする最新の工作機械が導入されています。3Dプリンターでは表現が難しい「極めて高い寸法公差(ミクロン単位の精度)」や「鏡面のような滑らかな表面粗さ」が要求される部品に対し、切削加工によるアプローチは絶大な効果を発揮します。アルミニウム、ステンレス、真鍮などの金属材料から、POM、ポリカーボネート(PC)、アクリルなどの樹脂ブロックにいたるまで、あらゆる素材を高速・高精度に削り出します。

 

真空注型(小ロット量産の最適解):

3Dプリンターで製作した高精度なマスターモデル(原型)をベースに、シリコンゴムで反転型を製作し、その型内にウレタン樹脂などを真空状態で流し込んで硬化させる「真空注型」サービスを提供しています。この技術は、高価な鋼材の金型を製作することなく、本製品と同等の物性を持つプラスチック複製品を数個〜数十個レベルでスピーディに量産するのに最適です。エンジニアリングプラスチックに近い強度を持つ素材や、自動車のレンズ類に使用される高透明シリコン・樹脂、さらにはゴム硬度(ショアA)を自在にコントロールできるエラストマー素材など、実機能試験に耐えうる素材バリエーションを揃えています。

 

3-2. 職人の手技が光る後加工・フィニッシング(磨き・塗装・着色)

アリエルが多くの企業から選ばれ続ける最大の理由の一つは、デジタルで出力された造形物に「命を吹き込む」卓越した後加工(フィニッシング)技術にあります。3Dプリンターから出力された直後の製品には、特有の積層痕や表面の微細な凹凸が存在します。これらをそのままにしておくと、外観の意匠確認や、気密性・水密性を検証する機能テストにおいて正確な評価ができません。

 

アリエルでは、長年の経験を持つ熟練の職人が、最新のデジタル造形物に手作業による緻密な磨き(サンディング)や表面処理を施します。

 

磨き・鏡面研磨:

アクリルや透明樹脂の造形物に対し、何段階もの細かな研磨工程を経て、まるでガラスや水晶のように内部が完全に透き通る「完全透明仕上げ」を実現します。これにより、内部の流体の動きを視認するための可視化モデルや、光学レンズ、LEDの導光板試作において、実際の製品と遜色のない検証が可能になります。

 

高品位塗装・特殊着色:

自動車のボディと同等の光沢を持つグロス塗装、高級感のあるマット(艶消し)塗装、金属の質感を再現するメタリック塗装やメッキ処理、さらには製品の触感を表現するシボ調塗装など、あらゆる表面意匠に対応します。デザイン家電やスマートフォン、化粧品容器などのプロトタイプにおいて、デザイナーのこだわりである微妙な色合い(PANTONEやDICの指定)を正確に再現し、展示会や役員プレゼンテーションでそのまま使用できるレベルのモックアップを創出します。

 

このように、最先端の「デジタル(3Dプリント・5軸加工)」と、人間の五感を研ぎ澄ました「アナログ(職人の磨き・塗装)」をハイレベルで融合させている点こそが、アリエルのものづくりにおける揺るぎないアイデンティティとなっています。

第4部:DXソリューション・ITインテリジェンス事業

最先端ITとアプリケーション開発による業務変革

4-1. モノづくりを加速させるIT・AIインフラの構築支援

株式会社アリエル(Ariel Inc.)のもう一つの強力な柱が、最先端の「ITインテリジェンス」と「DX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューション」の提供です。現代の製造業や製品開発において、物理的な「モノ」の加工技術と同等、あるいはそれ以上に重要となっているのが、データを扱うための「情報インフラ」の最適化です。アリエルは自社が最先端のデジタルファブリケーション企業として培ってきたデジタル運用のノウハウをベースに、一般企業や製造業向けに実践的なIT・AIソリューションを展開しています。

 

AIカメラ・画像認識ソリューションの導入:

工場の生産ラインにおける外観検査や、オフィスにおけるセキュリティ管理、人の動線分析などを行うため、ディープラーニング(深層学習)を用いた高精度なAIカメラシステムの構築を支援しています。熟練者の目視に頼っていた検品作業を自動化し、見落としのない安定した品質管理体制への移行を可能にします。

 

Microsoft 365(SharePoint / Azure)の最適化と導入支援:

企業の業務効率化を阻む要因として、社内情報の属人化やコミュニケーションの分断が挙げられます。アリエルは、Microsoft 365の強力なクラウド基盤であるSharePointやAzureを用いた社内情報ポータル、ドキュメント管理システムの構築、および企業ごとの業務フローに合わせた高度なカスタマイズを提供しています。これにより、リモートワーク環境下でも安全かつスピーディに大容量の3Dデータや設計図面、社内資産を共有できる強固なセキュア・プラットフォームを実現します。

 

4-2. 次世代コミュニケーションアプリ「Kaus」の開発と展開

アリエルは、パッケージシステムの導入支援にとどまらず、自社発の独自アプリケーションシステムの開発・提供にも力を注いでいます。その代表例が、社内のグループウェアとリアルタイムのWeb会議システムを高次元で連携・統合したアプリケーションシステム「Kaus(カウス)」です。

 

「Kaus」という名称は、宇宙に輝く「射手座の弓(カウス・メディウス、カウス・アウストラリスなど)」に由来しています。射手座の放つ矢が標的を正確に射抜くように、ビジネスにおけるコミュニケーションの課題を的確に解決し、人と人、アイデアと実行をダイレクトにつなぐ架け橋となるように、という願いが込められています。

 

従来のビジネス環境では、スケジュール管理やタスク共有を行う「グループウェア」と、遠隔地をつなぐ「Web会議ツール」がそれぞれ独立したシステムとして運用されていることが多く、予定の調整や会議URLの発行、議事録の共有といったプロセスで細かな手戻りや手間の発生が課題となっていました。

 

アリエルが開発した「Kaus」は、これら散逸しがちなコミュニケーションツールを一つのアプリケーション上でシームレスに融合させています。

 

直感的な操作性: スケジュール画面からワンクリックで高度なWeb会議を立ち上げ、参加者への通知や会議資料の共有を自動で完了させます。

 

情報のストックとフローの一元化: 会議中のチャットや決定事項、録画データなどが、そのままグループウェア内のプロジェクトスペースに自動的に蓄積(ストック化)されるため、会議の「やりっぱなし」を防ぎ、次のアクションへ確実につなげます。

 

ものづくり現場との親和性: 遠隔地にいるデザイナー、エンジニア、そしてクライアントが、画面上で複雑な3Dモデルデータや進捗状況をリアルタイムに共有しながら議論を深められるよう、高帯域・低遅延の通信処理技術が組み込まれています。

 

アリエルは、この「Kaus」をはじめとする先進的なアプリケーション開発を通じて、単なる作業のデジタル化(デジタイゼーション)ではなく、企業の組織文化や働き方そのものを変革する本質的なDX(デジタルトランスフォーメーション)を強力にバックアップしています。

 

第5部:ワンストップ体制の強みと未来への展望

デジタルファブリケーションで拓く「Made in Japan 2.0」

5-1. アイデアから本生産、ITインフラまでを網羅するワンストップの強み

株式会社アリエル(Ariel Inc.)が持つ最大の優位性は、これまでにご紹介した「3Dプリンティング(付加製造)」「高精度な3Dデータ処理・リバースエンジニアリング」「伝統的な切削・真空注型・職人による後加工」、そして「最先端のIT・DXソリューション」という本来であれば異なる専門業者が担当する領域を、すべて自社内で完結できる「完全ワンストップ体制」にあります。

 

一般的な製品開発の現場では、データの作成はデザイン会社、試作は3Dプリント業者、表面処理や塗装は専門の職人、そして小ロット量産は別の加工工場へと、工程ごとに異なるベンダーへ発注されるケースが少なくありません。しかし、このような分業体制は、発注手続きの煩雑さ、輸送コストの増大、そして何よりも「ベンダー間でのデータや仕様の伝達ミスによる手戻り」という大きなリスクを内包しています。

 

アリエルにお任せいただければ、お客様窓口(ワンウィンドウ)を通じて、すべての工程が自社のセキュアな国内インフラ内でシームレスに連携します。

 

3Dデータセンターで作成・補正された正確なデータが、そのままクラウド造形(3Dプリンター)や5軸マシニングセンタへとダイレクトに流し込まれます。

 

出力された造形物は、同じファクトリー内にいる熟練のフィニッシャー(職人)の手へと直接引き継がれ、寸分の狂いもない磨きや塗装が施されます。

 

さらに、社内の情報共有や遠隔でのデザインレビューには、自社開発のコミュニケーションシステム「Kaus」をはじめとする高度なITインフラが活用され、クライアントとの距離を感じさせないスピーディな意思決定を支えます。

 

この一気通貫のパイプラインにより、リードタイムの大幅な短縮とコストの最適化、そして驚異的な高精度・高品質を同時に実現しています。

 

5-2. 未来への展望:Made in Japan 2.0の実現に向けて

アリエルが目指す未来は、単なる製造受託企業の枠に収まりません。私たちは、日本の伝統的なものづくりの強みである「細部への徹底的なこだわり」「高い品質への信頼性」「ユーザーに寄り添う精神」を損なうことなく、それらをデジタルの力で劇的に進化させる「Made in Japan 2.0」の旗手となることを目指しています。

 

私たちが提唱する「Made in Japan 2.0」の核となるのは、場所や時間の制約から解放された「持続可能でフレキシブルなものづくり」です。高度なクラウド造形®のネットワークが確立されれば、設計データさえあれば地球のどこからでも、必要な時に、必要な場所で、必要な量だけをオンデマンドに実体化することが可能になります。これにより、過剰な在庫を抱える必要がなくなり、製造業における産業廃棄物や輸送に伴う二酸化炭素排出量を劇的に削減する、真にサステナブルな循環型生産モデルが実現します。

 

また、少子高齢化に伴う製造現場の熟練職人の不足という社会課題に対しても、アリエルのデジタルファブリケーション技術は明確な答えを持っています。職人が長年培ってきた「勘」や「技」を、高精度な3DスキャニングやAI画像認識、リバースエンジニアリング技術によってデジタル資産として保存・継承し、次世代へと繋いでいく取り組みを進めています。

 

5-3. おわりに:すべてのお客様の「有り得る」のために

株式会社アリエルは、2010年の創業から一貫して「お客様と共に『有り得る』を創造する」という理念に真摯に向き合ってきました。テクノロジーがどれほど進化しようとも、私たちの原点は常に「お客様のひらめきや熱意を形にする」という情熱にあります。

 

一つの小さな透明ゴムパッキンの機能検証から、ドローンデータを用いた壮大な1メートルの立体地形模型の製作、そして企業の存続をかけた業務システムのDX化にいたるまで、私たちはあらゆる規模のイノベーションに寄り添います。

 

「こんなものは作れないだろうか」「このプロセスをデジタル化できないだろうか」――。そのような疑問や挑戦が生まれたとき、アリエルはいつでも、最先端の技術と最高の情熱をもってお応えします。私たちはこれからも、サイバーとフィジカル、デジタルとアナログの境界線を融解させ、すべてのお客様が描く未来の「有り得る」を、一つひとつ現実に変えてまいります。

【Ariel Inc.】株式会社 アリエル
【総合窓口】クラウド造形事業部®、3D造形センター®、3Dデータセンター®、DXソリューション事業部